松室 哲生
松室 哲生
松室 哲生

 私はこれまで『週刊ダイヤモンド』の編集長として、何千人という経営者にインタビューをしてきました。その経験から、社長を見ただけで「会社が伸びるかどうか」ピンとくる。水谷社長にお会いしたときも、すぐに「この会社は面白い、伸びるぞ」と直感しました。

 人の心を動かすだけの熱意、パワー、行動力があり、活力に満ちあふれている。その上、マネジメント力、現場力も高く、経営者としても、現場の技術者や営業マンとしても一流の腕を持っているのです。

 ……こう言うとワンマンな社長をイメージするかもしれませんが、彼の面白いところは、熱さと同時に驚くほどの冷静さを持ち合わせているところ。無謀なチャレンジは決してしないのです。経営が軌道に乗ってくると、「次は上場!」と声高に叫び始めるベンチャーも多いのですが、水谷社長は新規事業を沢山創り、安定的な会社を創るため「いまは上場しない」と断言しています。また、SEO事業や新卒紹介事業で大きな成果を上げていながら、初心を忘れず、「IT×医療で世界No.1」という夢を、くどいほど社員に語り続けている。こういう誠実さ、朴訥とした人柄が、私のような年配の経営者等を惹きつけるのでしょうね。

 彼のもとに集まってくる人材も、とても優秀だと感じます。入社2年目で経営幹部として活躍する24、5歳の社員がごろごろいる。社長に惹かれ、優秀な社員が入社し、そこに惹かれて若い人材が集まってくる――、まさに「人のDYM」と言っていい好循環が、生まれ続けています。


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